注目の働き方・人気のある福利厚生について

会社組織人事制度

コロナ環境下ですっかり定着した感のあるリモートワークや、フレックスタイム制度等、今注目される働き方や、従業員の満足度が高い福利厚生制度についてご紹介していきたいと思います。

注目の働き方について

まずは注目の働き方について、ご紹介していきたいと思います。

リモートワーク(テレワーク・在宅勤務)

これは、オフィス以外の場所での労働を許可することによって、従業員に働く場所の自由を提供するものです。NTTグループ等は、全社員を原則リモートワークとし、出社を要しない働き方へと変貌を遂げています。

但し、オフィスに出社することで生まれるものも大きく、Google等の海外IT企業は、リモートワークとオフィスワークの両方を選択できるハイブリットワークというのが今の主流となっているようです。

今後もコロナウイルスのような事態が起こらないとも限らないので、最低限リモートワークができる環境を整えるとともに、可能であればハイブリットワークへ移行することで、オフィス面積を減らし、経費の削減を進めていくのが最も効率的な運営になってくるかもしれません。

ワーケーション

これは、ワークとバケーションを合わせた造語で、旅行先で仕事をし、終われば観光をする、のような形の働き方です。広い意味ではリモートワークであり、これも働く場所に縛られない方法として、近年注目を集めています。

従業員の業務効率が下がらないのであれば、こういった制度も満足度を上げることに寄与してくるので、実施の検討を進めてみてもいいかもしれません。

ギグワーカー

ギグワーカーは、制度ではなくフリーランスのような働き方の一つです。プラットフォーマを介して業務を受注することに特徴があります。馴染みが深いものですと、Uberイーツの配達員もギグワーカーになります。

今は、例えばココナラ等のスキルを売るサイト等もあり、従業員を雇うのではなく、必要なスキルを必要なときに外部から取り入れる、のようなこともできますので、従業員を雇うほどでもない場合は、そういった外部人材の活用をすることで、効率化が図れることがあります。

近年では、リモートワークができない会社には就職しない、という若者も増えてきており、制度の充実は従業員獲得においても重要な位置を占めています。

人気のある福利厚生について

次に人気の高い福利厚生制度についてご紹介していきたいと思います。

食事や昼食補助

意外なことに住宅手当や家賃補助といったものよりも、人気があるのが食事や昼食補助です。一昔前までは、大きな会社であれば、食堂を完備しているところも多かったですが、一時期コスト削減のあおりでそういったところも減ってきています。

但し、例えば海外のIT系企業は、朝も昼もご飯が無料で食べ放題だったり、自由に飲んだり食べたりできる軽食が常備してあったりと、食に関する補助があるのが特徴的です。

従業員に大きなお金はかけられないけど、満足度を上げたいとなった場合は、軽食を無料でおいてみたり、昼食補助を出してみたりるすると、効果的かもしれません。

住宅手当・家賃補助

住宅関連の支出が一番大きい出費なので、そこの補助は従業員にとっては一番懐にはありがたい福利厚生制度になります。例えば、給料を減らし会社が社宅を安価に提供するのような形にすることでも、従業員は所得が減るので所得税が安くなるメリットがありますので、会社から出ていくお金の額は変えずに制度を変えることで、従業員は満足度を高めることができます。

人間ドックなど法定外の健康診断

法律で定められた範囲内での健康診断では、年齢が上がってくるにつれて十分な検査ができているか不安な人が多くいます。そのため、法定外の内容の健康診断を提供することで、従業員の満足度も上がりますし、従業員の健康レベルをチェックすることで、必要な人材が病気等で抜けてしまうことを防ぐことができます。そういった意味では、多少コストはかかりますが、会社にとっても効果のある福利厚生制度だと考えられます。

これ以外では、育児・介護休暇、資格取得手当等が挙げられています。一度にすべてに対応することは難しいので、従業員の声も聴きながら、制度を整えていくことで満足度を上げ、気持ちよく働いてもらうことが、ひいては会社の成長につながってきます。

新しい働き方の制度や福利厚生制度についても、お悩みの場合はぜひ弊社にご相談ください。

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