いまや、多くの企業が避けて通れないマーケティングについて、どの程度ご存じでしょうか。ここでは、そもそも、マーケティングとは何かということを解説していきたいと思います。
目次
マーケティングとは何か
マーケティングと聞いて、どんなことを思い浮かべるでしょうか。そして日々の事業活動で、意識的にマーケティングをしている、という方はどれくらいいらっしゃるでしょうか。今でこそ、インターネットでホームページを作成するのが当たり前となってきましたが、一昔前ではマーケティングのことについて知っている人はとても少数でした。
マーケティングとは価値あるプロダクトを提供するための活動・仕組みと言われています。これだとよくわかりませんが、要はどうやれば自社の商品やサービスを売れる仕組みが作れるのか、ということを言っています。その手法として、ホームページを作成したり、今風で言えばＳＮＳで広告を出したりすることがよく知られています。
具体的なやり方
どのような会社も事業を行っているのであれば、自社の商品やサービスが売れる仕組みを作りたいと思っていると思います。それでは、具体的にどのようなことをすればいいのでしょうか。ここではそのプロセスを見ていきたいと思います。
市場調査
まずは、自社の商品やサービスが狙っている市場の調査をするところから始まります。市場規模はどれくらいあって、ライバルはどれくらいいてといった定量的な情報から、ターゲットとする顧客はどんな会社・人達なのかといった定性的な情報までを調べていきます。今ではインターネット等で調べられることも増えていますが、顧客の声等は、直接訪問してヒアリングしたり、アンケートを取ったりしてデータを集める必要があります。
戦略策定
次に、市場調査で集めた情報をもとに、何を、誰に、いくらで、どのように売るのかといった戦略を立てます。戦略策定には、マーケティングでよく用いられる分析手法を用いて考えていきます。この部分は経験則によるところも多く、データを使って確りと自社で行っている企業はそう多くはないのが実情です。
広告宣伝活動
続いて先ほどの戦略を活かして広告宣伝を行い、セールスをしなくても売れる仕組みを作っていきます。この部分はインターネットやSNS、テレビ広告などおなじみの手法を使っていくのですが、戦略が確りしていないと、せっかく広告宣伝を行ってもよい結果が出ず、広告費が無駄になってしまうことケースが多く散見されます。
効果検証
最後に、実施した広告宣伝の効果を検証します。広告費だけを支出し、効果検証を行わないことが多くあり、また、この効果検証は一定のスキルとノウハウが必要になるため、一部の企業でしかここまで出来ていないのが実情です。但し、効果検証をすることで、実施した広告が成功だったのか、失敗だったのか、そもそもの戦略が正しくなかったのかどうなのかがわかり、よりよい仕組み作りにつながるのです。
まとめ
今回は、マーケティングとは何かと、その具体的なプロセスについてご説明しました。以下のサイクルを何度も回していって、効果の高いマーケティング活動を行っていく必要があります。
次回以降は、各プロセスの詳細について解説していきたいと思います。
