こちらは、東京都で事業を営み、事業所がある事業者向けに、空調設備の入替・更新をサポートする助成事業です。原油やガス価格が上昇してきている中、省エネ設備に切り替えて、月々の支出を削減できるので、空調の入替等を検討されている場合、ぜひこちらの助成金を検討ください。
目次
省エネ型換気・空調設備導入支援事業とは
東京都が実施する助成事業で、換気の確保並びにエネルギー消費量及びCO2排出量の増加抑制を両立させるため、都内で中小規模事業所を所有し、又は使用する中小企業者等に対し、高効率な換気設備と空調設備(以下「省エネ型換気・空調設備」という。)の導入に要する費用の一部を助成するものとなります。
昨今のCO2排出抑制の流れもあり、空調設備の入替を促進することで、東京都全体で排出するCO2量を減らそうというのが、目的となっています。
申し込みの要件
本事業の申し込みの要件は以下の通りです。
・東京都で事業を行っており、事業所を所有していること
・地球温暖化対策報告書を提出すること
・換気設備の導入して、必要換気量を確保すること
事業計画などの作成や賃上げなどは不要になっているところがポイントです。
また、本事業は、換気設備の導入(更新・増設・新設)を必須で行う必要があります。
助成額と助成率
本事業の助成額と助成率は以下の通りです。
助成額 |
---|
1,000万円 |
助成率 |
2/3 |
換気設備を必須で導入し、そのあと必要があれば、エアコンなどを新しくすることで、これだけの助成額が拠出されます。家庭用のエアコンでも15年くらい使ったものを変えると、年間で数万円の電気代が変わります。業務用はそれ以上に大きく、最新のものに変えることで、電気代が数万~数十万円は年間で変わってくると思います。
助成率も2/3と大きいですので、自社のエアコンが古いな、となっている場合は、ぜひ当助成金を使って、買い替えを検討されてみてはいかがでしょうか。